世界のランナーへ “日本の食文化”を!NORIYA × 台湾米倉田中マラソン<前編>

■ はじめに

明石海峡の栄養豊かな海域で育った、希少な初摘みを使ったNORIYAの「あかし海苔」。
NORIYAでは「日本のこだわりの製品をもっと多くの方に届けたい」という想いで日々
”あかし海苔”を作りを続けています。

そのNORIYAに、2025年11月――
ついに “あかし海苔が海外へ飛び立つ” という大きな挑戦の機会が訪れました。

今回の舞台は何と台湾!台中近郊の「田中」という街。
ここで開催される 「台湾米倉田中マラソン(Taiwan's Rice Heaven Tianzhong Marathon)」
NORIYA
がコラボすることになりました。

このマラソン大会は “最も人情味あふれるマラソン大会” として知られるだけでなく、
台湾の三大マラソンのひとつに数えられる国内外から人気の大会です。

毎年1万6千人以上のランナーが参加し、緑豊かな田園風景の沿道では街全体(4万人に上る住民が応援)で参加するランナーを出迎えます。
人と人がつながり、エネルギッシュでハートフルな雰囲気が大会全体を包み込むことが大きな魅力です。

さらにこの大会が注目される理由のひとつが 「豪華な補給食」!!
地元で取れた新鮮なフルーツに、その場で丸焼きにしたローストチキン、ステーキ、アイス、なんとビールまで振る舞われ、
“食べて走って地域の味” を楽しむことができます。

そんな “ 食と人のおもてなし文化 ”が根付く田中マラソンで、
マラソンのネーミングでもある現地の特産品のお米「台梗九號米」 と 「あかし海苔」 を使った
夢のおにぎりコラボ が実現しました!!

この記事の<前編>では、「あかし海苔」の初海外挑戦から、田中マラソン前夜祭へ至るまでの旅をお届けします。

■ 「あかし海苔」が雲の上を飛び、初海外へ!

今回のプロジェクトは、NORIYAスタッフが「台湾米倉田中マラソン」を走りたいという個人的な想いから生まれました。

田中エリアはお米の名産地。そして“お米”といえば“おにぎり”、おにぎりといえば“海苔”——。
この発想に共感してくださった田中の皆さまのご協力により、今回の企画が実現しました。

単にあかし海苔を提供するイベントにとどまらず、スタッフ自身も現地でフルマラソンに挑戦。
地域の方々と交流しながらレースを走り、コラボ「おにぎり」を直接届けるという、まさに体当たりのプロジェクト。
台梗九號米 × あかし海苔=おにぎり のコラボをマラソンコースで実際に提供するという、特別な挑戦でもあります。

「ついに、あかし海苔が海外デビューか…!」
そんな期待と緊張が入り混じる早朝、出発地は関西国際空港。
半年間温めてきた企画がいよいよ動き出し、空港に立つだけでも独特の緊張感を感じました。

天気にも恵まれ、まさにフライト日和。
チェックインゲートであかし海苔を手に記念撮影しながら、
「本当にこれを海外へ運ぶんだなぁ…」と、少しずつ実感が湧いてきます。

離陸後、機内からは日本の海が綺麗に見えました(写真は瀬戸大橋付近)
“日本の海から生まれた製品が海外へ向かうんだ!”
そんな思いがじんわりと込み上げ、台湾で待つ新しい可能性を想像しながら空の時間を過ごしました。
3時間であっという間に、台湾桃園国際空港に到着!

■ 台北に到着!いよいよ準備開始。

台北に到着すると、まず感じたのは台湾の街のエネルギー。
屋台の香り、にぎやかな声、あたたかな南国の空気に触れ、一気に「台湾に来たんだ」というモードに入ります。

ホテルに荷物を置いたあとは、地元の食堂へ直行。
牛肉麺、魯肉飯、タピオカミルクティーといった定番メニューをしっかり堪能し、
“明日から本格的に頑張ろう” と気持ちを整えました。

翌日は田中マラソン前日準備。
台北の静かな朝に包まれながら、準備がスタート。

ここからは「出店準備」「現地スタッフとの連携調整」「ポスターや資料の確認など」NORIYAとしての実務が本格化していきます。

台湾語版の大判ポスターを現地の印刷会社で手配し、完成品を手にした瞬間には、
「あかし海苔の台湾語デザイン。良い感じ!」とテンションが上がる場面も。

台北を後にして、いよいよ会場のある台中の「田中」へ移動。
台湾高速鉄道で最寄りの「彰化駅」まで約50分、そこから田中の街へ向かいます。
駅に着くと台北の都会の景色から一変し、ゆったりと広がる田園風景。
“田中という米の産地でおにぎりを提供する意味” を感じられる、穏やかな時間が流れていました。

■ 田中マラソン前は「前夜祭」がアツい!そして海の女神様にも祈願。

田中マラソンの大きな特徴が、前日に大規模なイベントが開催されること。
前日の昼には、ランナーの安全や大会成功を祈願する 「媽祖(まそ)信仰」の儀式 が行われました。
「媽祖神」とは、もともと船乗りや漁師、海の旅をする人を守る “海の女神” として信仰されてきた存在。
その後、台湾全土で “万能の守り神”として民間信仰の中心となった、とても重要な女神様です。

私たちNORIYAの製品「あかし海苔」は、明石海峡の豊かな海に育まれた海の恵み。
“海を守る女神”である媽祖神に祈願を捧げる場面に立ち会った時、海を通じてのご縁を感じました。
海で育まれた日本の海苔が、海の守護神を祀る台湾の地で紹介される。
スタッフも自然と手を合わせ、明日のコラボ企画の成功、そしてランナーの安全を祈願しました。

祈願式が終わると、夕方からは前夜祭が本格化。
ランナー、家族連れ、地域の方々など、多くの人が集まって会場は熱気ムンムン。
有名歌手がライブを行い、屋台が並び、選手と地域が一体となります。

「これ、本当にマラソン前日!?」と思うほどの熱気に圧倒されました。

NORIYAスタッフも前日ブース準備を続けながら前夜祭に参加し、そのまま翌日の早朝のレースへ。
会場に集まる人々の多くが翌日のランナーで、夜遅くまでお祭りをして、そのままレースを迎える!という
台湾の方々のエネルギッシュな空気を強く感じました。

私たちが準備した「あかし海苔」や今回のコラボ企画について紹介すると、
台湾の方々は興味津々で「明日食べたい!」「おにぎり楽しみ!」と声をかけてくださり、
スタッフの士気も一気に高まりました。

翌日は早朝6時にレースがスタートし、いよいよ「台梗九號米」とNORIYAのコラボ「おにぎり」が
選手に振る舞われます。

ここまでが、あかし海苔が台湾・田中へ渡った旅の<前編>です。

次回<後編>では、ついに マラソン本番当日 の様子と、
“NORIYAコラボおにぎり” がランナーからどう受け取られたのかをレポートします。

どうぞお楽しみに!