この記事の<後編>では、 「台湾米倉田中マラソン(Taiwan's Rice Heaven Tianzhong Marathon)」
本番当日の様子を中心に、走るからこそ届けられた「台梗九號米」 と 「あかし海苔」のおにぎりが
生んだ力と感動をお届けします。
■ 夜明け前、朝6時のスタートライン
翌朝、マラソンのスタートは 朝6時。
まだ夜が完全には明けきらない時間帯から、ランナーたちが次々と会場に集まってきます。
今年の田中マラソンには、約1万7千人のランナーがエントリー。
会場全体は静かな熱気に包まれ、スタートを待つ空気には独特の空気感が漂っていました。
台湾四大大会と言われる田中マラソンで
「台梗九號米」 と 「あかし海苔」 を使った
夢のおにぎりコラボ を提供できる、、そう思うと、スタッフの胸はワクワクでいっぱいでした。
一方で、NORIYAスタッフとして「イベント企画を成功させること」と「フルマラソンを完走」すること
この二つの大きな目標が同時に待ち受けています。果たして成功なるか!?
気持ちを引き締め、いよいよマラソンがスタート!

■ 湿度88%!?朝霧の中を走る台湾マラソン
この日の気温は約26度。 しかし、湿度はなんと88%(なかなかハードなコンディションでスタート)
朝霧に包まれながら走り出す、6時スタートのマラソン。この光景は、日本ではなかなか体験できません。
コースの多くは、のどかな田園地帯。
視界いっぱいに広がるのは、青い空、鮮やかな緑、そして黄金色に実り始めた稲穂。
都市型マラソンとはまったく異なり、自然の中を進んでいく感覚が、気持ちを前へと押し出してくれます。



このレースの魅力は、走ることだけではありません。
人情味あふれる沿道の声援、そして走りながら楽しめる豊富なグルメ。
人口約4万人の街・田中が、総出で応援してくれます。
エイドステーションには、地元で採れた新鮮な果物や、地元企業の食品がずらり。
走るたびに、街の温かさを感じられる大会です。




■ 40km地点。あかし海苔ブースで愛情たっぷりの“応援おにぎり”
田中マラソンの特徴のひとつが、「美味しいグルメが後半にたくさん待っている」 こと。
選手が最後まで頑張れるように——そんな心配りが随所に感じられます。
「台梗九號米」 と 「あかし海苔」の夢のおにぎりコラボブースは、なんと40km地点。
体力も気力も限界に近づく、まさに正念場です。


NORIYAスタッフも必死に走り続け、ようやくたどり着いたその場所。
遠くから見えてきたのは、トレーいっぱいに並んだおにぎりと、
笑顔で待ち構えるボランティアの皆さん。
このおにぎりは、田中のボランティアスタッフ約15名の方々が、
前日の夜遅くから大きな鍋でご飯を炊き、炊きたてのお米を、一つひとつ丁寧に握ってくださったもの。
愛情と応援が詰まった、まさにエネルギー補給の拠点です。


ランナー、一人ひとりに、
「頑張って」
「あと少しだよ」
そんな声をかけながら、手渡しで届けられるおにぎり。
約30kg近く炊いたご飯は、ほぼ完食されました。
「おにぎりは全部完食されて、大人気だったよ!」
ボランティアスタッフの方から、その言葉を聞いた瞬間、胸の奥がじんわりと熱くなりました。



極限状態の40km地点で口にする、米のやさしい甘みと、海苔の豊かな香り。
「米」と「海苔」だけのシンプルな組み合わせが、
これほどまでに力になるのかと、改めて実感させられます。
大会途中には、台湾で有名なお天気キャスターの方もブースを訪れ、おにぎりを試食。
こちらも大好評でした!
数多く並ぶグルメの中で、「米」を主役にしたこのおにぎりは、
「台湾米倉田中マラソン(Taiwan's Rice Heaven Tianzhong Marathon)」 にぴったりの存在。
走る人、支える人、そして日本の食文化が交わった瞬間でした。

■ グルメと人情に包まれてゴールへ
ゴールまでの道中も、様々な台湾グルメの魅力的なブースが続きます。
おにぎりブースを後にして、残り2kmの終盤は少しペースを落としながら、台湾の味を楽しみつつゴールへ。
ゴール地点では、大会マスコットが満面の笑顔でお出迎え。
最後の最後まで、人情とグルメにあふれたレースでした。

「このマラソンに参加し、ランナーの皆さんに”あかし海苔”を届けられて本当に良かった」
心からそう思える体験でした。
■ おわりに
今回のコラボレーションのきっかけをくださった田中マラソン関係者の皆さま、
そして温かく迎えてくださった田中の皆さまに、心より感謝申し上げます。
NORIYAはこれからも、良い製品づくりに真摯に向き合い、大きな夢を胸に世界へとその輪を広げていきます。
「美味しい!」という気持ちをきっかけに、あかし海苔が人と人をつなぐ“ノリ”の役目を果たせたら嬉しいと思います。

