NORIYAイベント初出展! 「人と海と田がつながる恵みのおむすび」 FLC Fes in OSAKA 共同出展レポート

2025年秋、大阪梅田のグラングリーン大阪で開催された
「FLC Fes in OSAKA」に、NORIYAがイベント初出展しました!

このイベントは、コワーキングスペースと地域経済の新しい関係性を探る場として開催され、
まちづくり業界とコワーキング業界が一堂に会するBIGイベント。
「地域とコワーキングスペースがどのように連携し、持続可能な発展を目指せるか」をテーマに、
来場者が共に議論し、新たなビジョンを描きました。



■ NORIYAの“あかし海苔” がイベント初出展!
NORIYAとしては今回がイベント初出展!
本イベントは延べ1,000人以上の来場があり、多くの方々にNORIYAの海苔を手に取っていただきました。NORIYAが誇る「あかし海苔」は、兵庫県明石の海で育つ上質な”初摘み”を使用した最高級の海苔。
艶やかな黒さと香ばしさを併せ持ち、口に含むとふわっととろけ、香りが広がる“海の宝石”です。
そして、その海苔と出会ったのが、滋賀県で米づくりに取り組んでいるコミュニティ。
この「明石の海」と「滋賀の田んぼ」が出会い、互いの素材を引き立て合う究極の“おむすび”が生まれました。


共同出展パートナーのご紹介〜
今回は、”食と人とのつながり”を大切にする素晴らしい方々と共同出展させていただきました。

  • ● 農家自慢のお米 /  TSUNAGU DAO
    「”与え合い”に共感した方々で繋がる支援型コミュニティ」
    滋賀県多賀町・藤瀬の地で採れたお米。自給できる環境を整えるとともに、自然とふれあいながら共に成長できる拠点づくりを進めている。

    ● 薬草酒 SATONOWA /  株式会社おおたき里づくり研究所 
    滋賀県多賀町大滝地域=琵琶湖周辺の里山の恵みを活かしたオリジナルのハーブリキュール。健康志向を意識し、アントシアニンの豊富なビーツやローゼルを浸け込み、里山の「恵み」と「やさしさ」を表現した、ほろにがい薬草酒。大阪インターナショナルギフトショーの新製品コンテストで最高賞「グランプリ」を受賞。

■ 大好評の”おむすび”ブース
イベント当日、シェアキッチンで作成した”おむすびブース”は、たくさんの方が来てくれました。シンプルに塩だけで味付けしたおむすび。この塩も兵庫県の赤穂で採れた天然のこだわりの天然塩。その最高の素材たちをひとつひとつ手で握り、あかし海苔で包む。シンプルだからこそ、素材の良さが際立ち、合計300個以上の"おむすび"が売れました。会場では、「香りが全然ちがう!」「海苔が口の中でとける!」と多くの来場者の方々から驚きと喜びの声をいただきました。食べてくださった皆さんの反応を通して、改めて“本物の素材”が持つ力を実感しました。

■ 海の恵みと山の恵みが共に語る、未来の食のかたち
今回の共同出展では、ブース内にNORIYAのあかし海苔と、滋賀県のチームが育てたお米の実物を並べ、来場者に生産地や製造工程を紹介しました。ブースでは、海苔そのものの試食も実施。今回の製品は「海」と「山」で採れたもの。
実はこの2つは深くつながっています。川が山から海へと養分を運び、豊かな海をつくる。その循環の中で育まれるのが、海苔とお米。
この自然のリレーのような関係性を、私たちは“おむすび”という形で表現しました。
イベント中、お米チームのメンバーは、自らの田んぼの様子や収穫のこだわりを丁寧に紹介。一方で私たちNORIYAは、海苔の漁場から選別までの工程を説明しました。
来場者の方々は「こんなに身近な食べものに、こんなストーリーがあるなんて」と興味深く耳を傾けてくださいました。

■ 「つくる人」と「食べる人」をつなぐ場所に
今回のイベントを通して強く感じたのは、食の本質は“人と人をつなぐ”ことにあるということです。手塩にかけて育てたお米、漁師が寒風の中で摘み取った海苔、そしてそれを食べてくださる人たち。
そのすべてがひとつの「食卓」でつながった瞬間に、食材は単なる“商品”ではなく“物語”になるのだと感じました。私たちNORIYAは、これからも生産者や地域との協働を大切にしながら、日本の海苔文化を伝えていきます。

■ 出展を終えて
イベント終了後、ブースに立ち寄ってくださった多くの方々から「また食べたい」「次はどこで買えますか?」という声をいただきました。
この反響を糧に、今後はイベント販売だけでなく、オンラインショップや飲食店とのコラボレーションなど、あかし海苔の可能性をさらに広げていく予定です。
今回の出展は、単なる販促活動ではなく、「日本の食の未来」を考えるきっかけにもなりました。FLC Fesのテーマの一つである「未来を共に創る」にふさわしく、私たちも“おむすび”という小さな形で、その未来への一歩を示すことができたのではないかと思います。

■ 最後に
海苔もお米も、自然と人が力を合わせてつくり上げる“生きもの”です。
それぞれの生産者の想いが詰まった素材を、一つに結ぶ”おむすび”。
その一口が、誰かの笑顔や、地域の誇り、そして未来の希望につながっていく。
これからもNORIYAは、そんな“つながりの味”を届け続けます。